こんにちは、フォトグラファーの岡本です。
今回は、鯖江市での成人式前撮りロケーション撮影のレポートです。ご依頼くださったのは、三姉妹の真ん中のお嬢様。実はお姉様の成人式前撮りも担当させていただいていて、妹さんの成人式もこれから控えています。三姉妹それぞれの節目を続けて撮らせていただける——フォトグラファーとして、こんなにうれしいご縁はありません。
ところで、成人式の写真って「スタジオで撮るもの」だと思っていませんか?もちろんスタジオ撮影の良さもありますが、住み慣れた街を舞台にしたロケーション撮影には、その人のこれまでの歩みがそのまま写り込みます。この記事を読み終わる頃には、「ロケ前撮りもいいかも」と思ってもらえるはずです。
書店の中から撮影スタート

お支度はすでにばっちり整って、この日は書店の中から撮影スタート。ヘアの最終チェックにも、自然と背筋が伸びます。

本棚に囲まれた空間に、淡い若草色に黒の花柄が映える上品な振袖がよく似合います。


帯まわりやネイル、バッグなどの小物も忘れずに。この日のために整えてきたディテールこそ、しっかり残しておきたいところです。
なじみの街を、振袖で歩く

この日はあいにくの小雨スタート。ご家族に傘を差しかけてもらいながらの移動も、振り返れば絵になる一枚です。


今回の撮影プランは、鯖江のまちなかで、なじみのお店を巡りながらのまち歩きロケ。富士書店さんに、洋菓子店の昭和堂さん——立ち寄る先々でお店の方が出てきてくださって、一緒に記念撮影。スタジオでは絶対に撮れない、その方の暮らしと地続きの記念写真になりました。

そして道中では、すれ違う街の方々から次々と「おめでとう!」の声が。両手を上げて全身でお祝いしてくださる方まで現れて、撮影隊一同、笑いっぱなしでした。街のみんなに見守られて大人になったんだなあ、としみじみ感じる瞬間です。
神社と思い出の場所を巡って


神社への挨拶も忘れずに。石垣の小路ではすすきが秋らしい背景になってくれました。10月の前撮りは、こういう季節の彩りが味方してくれるのがいいんです。

昔通っていた学校にも立ち寄りました。毎日通ったあの坂道に、振袖姿で。「その人の歴史がある場所」で撮れるのは、まち歩きロケならではです。
成人式の前撮りはいつ撮るのがおすすめ?
成人式当日は、早朝からのお支度に式典、同窓会と、想像以上に慌ただしいもの。ゆっくり写真を残す余裕はほとんどありません。だからこそ、前年の春から秋にかけての前撮りがおすすめです。気候が穏やかで、ロケーション撮影なら季節の風景も一緒に残せます。
そして前撮りの一番の魅力は、時間に追われず「その人らしい場所」で撮れること。スタジオの定番カットも素敵ですが、思い出のある街並みやなじみのお店を巡るロケ撮影は、何年経っても見返したくなる一日そのものが作品になります。
甘味処でひと休み

まち歩きの締めくくりは、甘味処「茶癒」さんでひと休み。和スイーツを頬張る瞬間も、もちろん撮ります。むしろこういうカットこそ本領です。
帰り際は、お店の皆さんが手を振ってお見送り。最初から最後まで、街じゅうの「おめでとう」に包まれた前撮りでした。
撮影を終えて

お姉様のときから見せていただいている笑顔が、また少し大人になっていて。三姉妹の成長記録を続けて任せていただけることに、あらためて感謝の一日でした。妹さんの番も、今から楽しみにしています。
成人式の前撮り・後撮りのロケーション撮影、お気軽にご相談ください。思い出の場所を巡るまち歩きプランも、ご希望に合わせて一緒に組み立てます。鯖江市をはじめ、福井市・敦賀市・越前市など福井県内全域に出張しています。
撮影地:福井県鯖江市
撮影協力:富士書店/昭和堂/茶癒(順不同・敬称略)