お宮参り お食い初め・百日祝い

【敦賀・常宮神社】お宮参りとお食い初めを一日で|食べさせる順番も解説

お宮参り 赤ちゃんに頬を寄せるご両親

こんにちは、フォトグラファーの岡本です。

今回は、お宮参りとお食い初めを同じ日にお祝いされたご家族の撮影に同行させていただきました。舞台は福井県敦賀市。初夏の柔らかな緑に包まれた常宮神社でのご祈祷から、日本料理店「かどの」でのお食い初めまで、赤ちゃんの成長を願う一日をたっぷりとご紹介します。

記事の後半では、お食い初めの「食べさせる順番」や歯固めの儀式についても詳しく解説していますので、これからお祝いを迎えるパパ・ママはぜひ参考にしてください。

お宮参りとお食い初め、同日にお祝いするご家族が増えています

本来、お宮参りは生後1ヶ月頃、お食い初めは生後100日頃に行う行事です。ただ最近は、赤ちゃんとお母様の体調、ご家族の集まりやすさを考えて、生後100日前後にまとめてお祝いするご家族がとても増えています。

午前中に神社でご祈祷、その後に料亭へ移動してお食い初め——という流れなら、遠方のおじい様・おばあ様も一度の集まりで両方の行事に参加できます。撮影する側から見ても、和装から会食まで一日の物語として残せるのでおすすめのプランです。

敦賀・常宮神社でお宮参り

神社の鳥居

お参り先は、敦賀湾を望む常宮神社。古くから安産・子育ての神様として親しまれている、お宮参りにぴったりの神社です。この日は快晴。青空と新緑に鳥居が映える、絶好のお参り日和でした。

祝い着姿でお宮参り 赤ちゃんを抱くおばあ様

白い産着に祝い着を掛けた正装スタイル。お孫さんを見つめるおばあ様の優しい表情が印象的です。

祝い着に結ばれたでんでん太鼓とお守り

祝い着に結ばれたでんでん太鼓。「裏表のない素直な子に育ちますように」という願いが込められた縁起物です。こうした小物のディテールも、しっかり写真に残しておきたいポイントですね。

ご祈祷中に赤ちゃんを抱くおばあ様

ご祈祷では、おばあ様が赤ちゃんを抱っこ。お宮参りでは父方の祖母が赤ちゃんを抱くのが伝統的なスタイルとされていますが、現在はご家族で自由に決めて大丈夫です。

赤ちゃんを抱いて微笑むお父様
お宮参り 赤ちゃんに頬を寄せるご両親

ご祈祷のあとは境内でゆっくり撮影タイム。両側からぎゅっと頬を寄せる一枚は、私も思わず笑顔になってしまいました。

お宮参りの家族写真

三世代そろっての記念写真。みんなの視線が自然と赤ちゃんに集まるのが、お宮参り撮影の好きなところです。

日本料理「かどの」でお食い初め

お食い初めを行う料亭の門構え

お参りのあとは、敦賀市内の日本料理店「かどの」へ。個室のお座敷なら赤ちゃんを寝かせられるスペースもあり、授乳やおむつ替えの心配も少なく、ご家族みんながゆったり過ごせます。

お食い初めとは?

お食い初め(百日祝い)は、生後100日頃に「一生食べ物に困りませんように」という願いを込めて、赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をする伝統行事です。平安時代から続くといわれています。

朱塗りのお食い初め膳

祝い膳は「一汁三菜」が基本。赤飯、お吸い物(蛤など)、尾頭付きの焼き鯛、煮物、香の物が定番の献立です。

お食い初めの尾頭付き焼き鯛

立派な尾頭付きの鯛。「めでたい」の語呂と、頭から尾まで欠けていない「一生を全うする」という意味が込められています。

食べさせる順番

お食い初めには決まった順番があります。基本は次の流れを3回繰り返します

  1. ご飯(赤飯)
  2. お吸い物
  3. ご飯
  4. 魚(鯛)
  5. ご飯
  6. お吸い物

「ご飯 → お吸い物 → ご飯 → 魚 → ご飯 → お吸い物」で1セット。これを3回繰り返したら、煮物や香の物も同じように「ご飯を挟みながら」食べさせる真似をします。

実際に食べさせるわけではなく、あくまで口元に運んで食べさせる「真似」だけでOK。赤ちゃんの機嫌に合わせて、無理のない範囲で進めましょう。順番も地域によって諸説あるので、多少前後しても大丈夫です。

お食い初めで食べさせる真似をする様子

食べさせる役は「養い親(やしないおや)」と呼ばれ、長寿にあやかる意味で、その場にいる最年長の方にお願いするのが習わしです。男の子なら男性、女の子なら女性が務めるという説もありますが、こちらも最近はご家族みんなで交代しながら行うケースが多いですね。

お食い初めでお母様がお父様に鯛を食べさせるユーモラスな一場面

と思いきや、こちらはママがパパに鯛を「はい、あーん」の一枚。「一生食べ物に困りませんように」の願いは、どうやらこの日いちばんパパに届いていたようです。笑い声の絶えない、温かなお食い初めになりました。

締めくくりは「歯固めの儀式」

歯固めの儀式 敦賀名物だるま屋のかたパンを歯固め石の代わりに使用

最後は「丈夫な歯が生えますように」と願う歯固めの儀式。歯固め石にお箸を軽く触れさせ、そのお箸を赤ちゃんの歯茎にちょんと当てます。石を直接口に当てるのは誤飲の危険があるので避けてくださいね。

そして今回、歯固め石の代わりに登場したのは、敦賀で昔から愛されるだるま屋さんの「かたパン」。大人でも食べるのに苦労するほど本当に硬いお菓子なので、「丈夫な歯が生えますように」と願う歯固めには、これ以上ない適役かもしれません。歯固め石は神社の境内で授かったりお食い初め膳とセットで用意されていたりしますが、こんなふうに地元の名物を取り入れるのも敦賀らしくて素敵ですね。

撮影を終えて

笑顔の赤ちゃんとおばあ様

ご祈祷からお食い初めまで、終始ご機嫌で頑張ってくれた赤ちゃん。最後はこんなとびきりの笑顔も見せてくれました。

お宮参りやお食い初めは、赤ちゃんの表情はもちろん、見守るご家族の眼差しこそが主役だと思っています。当日は儀式の進行を気にせず赤ちゃんとの時間に集中していただけるよう、流れに寄り添いながら自然な瞬間を残していきます。

お宮参り・お食い初めの出張撮影のご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。敦賀市をはじめ、福井市・坂井市・鯖江市・越前市など福井県内全域に出張しています。

撮影地:常宮神社(福井県敦賀市常宮)/ご会食:日本料理 かどの(福井県敦賀市)

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